整復サロンTSUNAGI
斎藤彰裕(さいとうあきひろ)です。
ここ1年の間に赤ちゃんから高校生まで、多くの子どもを見させていただいてます。
整復させていただくキッカケとしては、親が子どもの身体が気になってはいたけども、どうしていいかわからなかったというのが多いです。
気になるところとしては、姿勢や周りと違う行動、息苦しさや疲労感、極度の生理痛や偏頭痛など様々でした。
いつもお話させていただくのは、身体は本来機能的で美しいものということです。痛みや動きにくいなどいろんな症状は、負担を受けてくれている部分が限度を超えてしまい症状としてでているだけです。それは目の前にいる子どもの身体でも同じです。
何かが身体にありその結果症状としてでています。身体も物質である以上物理的な力によって狂いがでます。
それが捻れです。
(子どもの整復風景です)
その中でもよく感じることは、子どもの行動には理由があるということです。
落ち着きがないや、動きまわる、小刻みに首をふったりなどの動作など、それらは時間を経て改善されずに逆に大きくなったりします。
そうなると障害だとか病気のように扱われることもこられた子どもにはあったようです。症状という結果に注目すれば、大きくなってることで『悪い』と捉えられてしまいます。
では捻れという『原因』から見たらどうでしょうか。
私が視た中では、転んで打った頭、転けて捻ってしまった足、出産時の吸引や小さいときの腸炎などが原因としてありました。
そのときに起こった捻れは、その小さい身体を捻れ歪めていきます。そして年月を経て身体はどんどん大きく捻れていきます。それでも身体のバランスを破綻させられないので、なんとか補おうとします。
しかし、身体の中で補いきれなくなったエネルギーは、動きというエネルギーで打ち消そうとします。子どもがその小さい身体では、すぐにキャパオーバー(容量過多)になってしまうからです。
だからこそ、大きな動作や動きでカバーするようになるのです。それが先ほどの動き回るなどの結果として現れるだけです。
例えば、大人でもストレスがあれば、貧乏揺すりで足を地面にドンドンしてみたり(強制アーシング)、音楽を聞いたり、スポーツをしたりなど普段より大きな行動でエネルギーを発散させることをやってます。
だから子どもにとって、その姿勢や行動もその身体にとって必要なことです。悪いと捉えるか、最適化するためにしている必要なものと捉えるかで治療する方法も大きく変わるでしょう。
子どもも大人も捻れによっておこるエネルギーを発散させることはできます。しかし、捻れを戻すことは難しいです。
最初の原因となる捻れは些細な物理的な力で起きています。だから戻すには、同じように細かな物理的な力が必要です。
整復はそういった身体の捻れを繊細かつ確実に整えていきます。
(パフェ好きです)