斎藤彰裕(さいとうあきひろ)です。
昨日は愛知県にて美顔整復セミナーと整復体験会でした。
今回は英語教室で開催させていただき、そちらの教室にこられているお子さんやご家族に整復させていただきました。
その整復体験会についてお話します。
きっかけは普段教室を運営されてる先生が、子どもたちの姿勢をみていてまっすぐ座れないなど気になっていたことでした。
(英語講師の徳川さん)
気にはなっていても自分の畑違いの分野でもあり、またお子さんの身体に関わることなので、口をはさむところではないと気がひけるところもあったとおもいます。
私のセッションやセミナーも受けていただいて、開催しようと思った言葉があったそうです。
「その子どもの姿勢は本人にとって悪いものじゃない」
姿勢というとまっすぐじゃないといけないというイメージがあります。例えば、お腹が痛い人はお腹を抱える姿勢をして痛みをやわらげます。そんな人に背筋を伸ばせと勝手な美的感覚から背筋を伸ばさせたらどうでしょうか。緊張が緊張を生み、さらに症状はひどくなるでしょう。精神的にも疲弊します。
お腹が痛い人も痛くなる原因がなくなれば、勝手に姿勢は戻ります。
実際お腹痛い人にそんなこと言わないよと言われるかも知れません。確かにそうです。
(お腹が痛い姿勢を演じる私)
なら今お子さんには何と声かけてますか?
「背筋伸ばしなさい」
「姿勢よくして」
など言ってないでしょうか。
お子さんの姿勢も何かの原因があり、それを補いつつそれでも身体を保つために今の姿勢があります。頑張ってるんです。
お腹が痛いという人と変わらない、原因がなくなればまっすぐになります。
背筋を伸ばして、姿勢をよくしてという声かけは緊張してるその小さな身体に余計な緊張を生み、さらには子どもの心を疲弊させ、崩していくものとなってしまいます。
今回は主催の先生の配慮で子どもだけでくるのではなく親もついてきていただくか、一緒に受けていただくかにさせていただきました。
子どもの姿勢を崩す原因は身体の捻れです。親には今の姿勢が悪いわけではなく、身体がなんとか帳尻をあわせてがんばって支えてくれてること。原因がなくなればまっすぐになること。
事実をお話させていただきながら、捻れをとり、子どもの身体が変わる様を見ていただきました。
(整復風景 背中が捻れにより支えがなくなり後ろに緩んで抜けてしまってます)
(整復風景 捻れを整えると緩みもなくなり支えられる背骨に)
(整復風景 土台の足元を整えるからこそ上半身も安定します)
(整復風景 指も捻れて繋がりがなくなってることも多いです。靴が原因であることも多い)
以下ような感想をいただきました。
小学生男子 お母様より
ありがとうございました。
本当にびっくりするぐらい終わってからの姿勢とか違います!背が伸びたかと思うぐらい(^_^)
帰ってすぐダンスの練習したんですけど、酷いガニ股もマシになってて何より上半身の使い方が動きやすいってこどもも言ってます!!
すごい嬉しいです。
私も上の子もお願いすればよかったって後悔です笑
小学生女子 ご両親様より
昨日はありがとうございました!
なんか、凄いんですよ(о´∀`о)
あんなに姿勢の悪かった娘が、意識してなくても背筋がピンとしてて♪
不思議なぐらいピンとしてるね って、、(笑)
主人もちゃんと歩けてるって言ってました。
私も長年悩んでた猫背もだいぶ良くなって、すごく嬉しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)
ありがとうございました。
そして最後にお伝えしたことがあります。お子さんの今の姿勢は悪いわけではないという意識をもってください。なら今の声かけは違う言葉になり、親も子どもも責めることも責められることもなくなり、精神的に楽になります。
私は原因である捻れを整えたので、すべての子どもたちに「大丈夫」と声をかけました。
子どもたちはその後親に、「まっすぐだね」「きれいになったね」と声をかけられ変化を認めてもらえました。
これから家庭でもそんな声かけが続くでしょう。さらに子どもはよりよくなっていくと確信しています。
そんなきっかけに携われて今回も楽しいセッションとなりました。英語もツールとしてとらえ、本質では子どもの健やかな成長を応援している素晴らしい教室でした。
(英語教室の名前をもじってみました)