整復サロンTSUNAGI
斎藤彰裕(さいとうあきひろ)です。
最近は男性がO脚を治したいということでこられる方が続いてます。
ゴルフなど運動が上手くできない。
スーツを着たときのシルエットがよくない。
など仕事に関係するので悩まれることがあるようです。
『色んなことを試したが改善しない』ということで来られます。それには理由があります。
まずO脚を治そうとすると確実に身体を壊すことに繋がります。いつも最初に話すと、いきなり何をいってるのかと思われますが、ここの見方の違いが壊れると治るの違いになってきます。
私が大切にしていることは、何故Oという形になるのかということです。
このOという形はまさしく◎(マル)であり、このマルという形はとても安定がいいです。例えばダルマなども下がマルであり、さらに重りが入っていると勝手に起きあがったりします。
通常、人の身体には2本の左右の軸があります。その一つでも軸が何らかの要因によって崩れてしまうと、身体全体のバランスが崩れてしまいます。
身体が不安定になることはよくないので、土台は不安定にならないよう対応した形をとります。それがマルであり、O脚となってきます。
O脚は身体の2本の軸が崩れているから、補うためになっています。だからO脚を治すといってこの形を勝手に崩すことは、なんとか支えてた身体を崩すことになり身体の破綻を生みます。必要だからOという形をとっているのです。
事実、私のところにこられるかたには、胃腸の疾患や呼吸の質の低下に悩まされており、原因は脚からでした。
内腿の筋肉が弱い。だから鍛えよう。
骨盤が緩んでる。だから矯正しましょう。
これらは原因ではなく、マルという形になっていく過程でおきるものです。
ここにアプローチしてもよくなるどころか壊れます。
身体の2本の軸を足元から正すことが、本当の原因へのアプローチとなります。