整復サロンTSUNAGI
斎藤彰裕(さいとうあきひろ)です。
昨日は雑貨屋Tickle。さんで恒例の整復体験会を開催しました。
雑貨はもちろん美味しいベーグルや無農薬野菜の販売もあり、楽しい時間でした。
以下はその中のほんの一コマ、私が感じたストーリーです。
入ってきたあなたを見て、さてどうしたものかなと思案する私。表情はこわばり、目にも力がない。
けど流れに身を任せる。もう一組の家族、母が変わり、そして子どもたちも変わっていった。
(脚速くなるよ!やったね)
明らかに空間が変わりほんの少しの後押しで、あなたの母も目の前に座ってくれた。
『もう大丈夫』
心の中であなたに伝える。
母は身体の支えを失い、内臓の重みを上半身の力でなんとか支えてる。表情も固く、腕や肩もいつも力をいれている。だって緩むと崩れるから。常に緊張することで身体を文字通り頑張って支えてた。
崩れてた支えにそっと手をあてていく。母自身も感じるわきでる脈動が、身体をゆっくり変えていく。すると、表情も緩み、身体は素直に直立していく。
あなたが表情、身体で教えてくれたんだねお母さんのこと。
大人だって旅先で合わない寝具だと寝心地悪いみたいに、ゆっくり安心できる居心地いいところが、緊張でずっと居心地がよくなかったんだね。
母の整復が終わるととたんに甘えだすあなた。
安心の笑みを浮かべ、久しぶりに緩んだ母をみたから嬉しいのかな。
そんな母の見守りの中、安心して遊びだすあなたにそっと触れる。
母の緊張はないから、もう大丈夫だよと触れて教えるだけでいい。母にじゃれあい安心を確認してる、そのなかで触れていく。別人のように緩んでくれる表情と身体。
お礼がわりに私にだけ帰り際に向けてくれた笑顔と仕草が嬉しかったです。