整復サロンTSUNAGI
斎藤彰裕(さいとうあきひろ)です。
昨日は名古屋で出張整復でした。診させていただいた方の悩みの一つに不眠症がありました。
しかし、身体を診ていくと、膝は交通事故で粉砕して捻れ、両足は地に足がついていない状態で、肋骨周りは動きがでず呼吸も浅く、首は右に捻れ、頭は捻れにより膨張している。そのような状況でした。
私は張力をもって人を診ることを学びました。そう引っ張る力のことです。
捻れがあれば強く引っ張られるところもあるし、なければ程よい緊張感です。
例えば、身体の中に強く捻れているところがあれば他の部位を巻き込みます。それでも捻れが強ければさらに他の部位を巻き込み、身体はなんとか帳尻をあわせます。
今回もその張力をたどると下垂した胃にいきつきました。骨をはじめ様々な筋肉も巻き込まれつつ帳尻を合わせていました。
その方の意識は不眠に目を向けています。しかし、身体各所は捻れ崩れ悲鳴をあげている状態で、身体には目を向けられていません。だからこそ私は身体に目を向け、その訴えるサインを読み取り、身体の期待に応えて、身体が整えてほしい捻れをとっています。
それがその方の身体をよりよくしていくことに繋がると確信しています。
だからこそクライアントに自信を持っていえます。『大丈夫』と