斎藤彰裕です。
○○を科学する!という言葉は時々聞きますが、今日はちょっと別角度で。
呼吸を化学してみます。
実はこの視点でみてみると、シンプルに必要なものがわかります。何が基本かが見えてくる感じです。
順にみていきましょう。
(若見え!)
1,呼吸ってなんのためにしてるの
呼吸ってなんのためにしてるんでしょうか。身体には約60兆個の細胞がありますが、生きてる以上常に動いてます。だからエネルギーが必要です。
呼吸の大きな役割の一つとして、そのエネルギーをつくるのに必要な酸素を体内に取り入れることです。
ちなみに1日の呼吸は20000回ともいわれます。
2,呼吸の化学式!?
高校の生物や医学系の学校などでは見たことがあるとおもいます。
C6H12O6+6O2+6H2O
=6CO2+12H2O+エネルギー
なんだか難しい!?わかるのに変換!
ブドウ糖+酸素+水
=二酸化炭素+水+エネルギー
もっとわかりやすく!ブドウ糖は炭水化物なので、
ご飯+空気+水
=二酸化炭素+水+エネルギー
となります。
要するに身体の元気をつくるのに必要なのは
ええご飯(食事)と
ええ空気と
ええ水ということです。
(簡単だー!!)
3,これで見えてくるもの
もちろんビタミンやミネラルなど他の栄養素も必要ですが、ええご飯(食事)をとってれば含まれてきます。
年齢や人種、地域になどでもご飯は違うでしょうから自分にあったものをしっかり選択したいとこです。
空気や水も何がいいんですか?というかたもいます。基本ええ空気とええ水を選択したらいいので、人によっては空気の澄んだ山がいい人もいれば、都会なので空気清浄機など選択するかたもいるでしょう。人それぞれです。(マスクのつけっぱなしは顔を歪めていくのですすめません)
大事なのはこれら3つが平均して揃ってること。
(揃ってる!!)
4,終わりに 3つがそろってないと
ご飯1+空気1+水1でエネルギー10
だとして空気が0.5なら
ご飯1+空気0.5+水1でエネルギー5
になります。ご飯や水も0.5しか使えないから。
充分にご飯をとれて水分もとれてても呼吸ができない状態だと元気がでない。
これは結構多くて、胸周りが硬い人が多いので呼吸がしっかりできてないです。
うつぶせで寝る人やいびきをかく人などに多いです。(胸郭が捻れて硬い。これは整復で戻せます)
また、ご飯3+空気1+水1でもエネルギー10です。余ったご飯2は脂肪へと変換されていきます。
水を1日2l飲みましょうなどいわれますが、こういう視点からみると水をとることの重要性もわかってきます。
最近体調が思わしくないなという時など、一度この3つが均等か見てみてください。
食べすぎてた、水とってないなー、ずっと息が詰まるくらいだったなーなど気づきがあります。足りないとこを少し補うと調子も上がりますよ。