整復サロンTSUNAGI
斎藤彰裕(さいとうあきひろ)です。
先日川西市にて親子の整復講座を行ったブログの続きです。最後になります。
親と子どちらを先に整えたほうが良いのか。その理由と重要性を書いてます。
なぜ姿勢が歪んだままなのか、医学的見地からみた姿勢の真実と本当のアプローチ。
歪んだ姿勢が無意識のまま続いてる状態、いわゆる歪んだ姿勢の常態化について説明しました。
それを変えていくには繋がっていない身体を繋げていかないといけません。そのためには身体を壊すことのない手と触れ方にしていく必要があります。
触れ方について
例えば、10キロの米を抱えるのと、10キロの3歳の小さい子どもを抱えるのとどちらが疲れると想像できるしょうか。
きっと3歳の小さい子どもを抱えるほうが疲れると想うはずです。
何故でしょう?同じ重さなのに。
きっと子どもだし、3歳だし、小さいしとそういうことを考え、そのためには優しく抱えないとなどとも考えていたとおもいます。
触れる前から触れる対象物を考えて、無意識に準備を脳がしているのです。
だからこそ触れる対象物である身体がどのようなものか、しっかり認識しておくことが必要です。
そのような理由からセミナーでは手で触れられるところすべてにある筋肉について学んでいただきます。それも本当のフレッシュな状態の筋肉についてです。
ここで正しい認識をするからこそ触れる前から触れ方が変わります。
触れる手について
触れ方が変わればあとは身体を邪魔しない手をつくるだけです。ここも非常に大切な部分になります。
ここで注目しないといけないのは指です。
引っかいたりして相手を傷つけることもできれば、相手を癒やすこともできるのが指です。
この指に注目して相手を癒やす手をお伝えします。これを一度体感すると日常が変化します。
日本の美しい所作にも例えられる能では、非常に美しい手の使い方をしています。
これはその時だけ意識してどうなるものではなく日常からそのような使い方だからこそ舞台でも美しいのです。
セミナーでお伝えする使い方は普段からの手を変えていき所作までも変えていきます。
(皆さん熱心)
この触れ方と触れる手ができれば、ただ触れているだけでも変化していきます。そこにさらにエッセンスを加えることでより身体が良い方向へ加速していきます。
今回は顔を含めて上半身を中心にエッセンスとして効果的な触れ方をお伝えしました。触れて変化を自身で感じる。howtoではできないことです。
実際の変化の事実として感想をいただきました。ご自身で内臓まで変化させてる方もいらっしゃれば、お子様が気になってところに手当てして大きく変化を生み出されてる方もいらっしゃいます。
何も望まなくても大丈夫です。その触れ方と手で身体を色々触れてあげるだけで子どもはどんどんよくなります。
母の手が子どもたちにとって最上の癒やし手になっていただければとおもいます。これからもお伝えしていきます。
ご参加いただいた方々ありがとうございます。
以下が感想です。
お子様二人と参加のお母様
今日は、ありがとうございました。
こうしたい!を持たずに、優しく触れる、
センサーアップ、、
貴重なお話やワークの中で、触れるだけでなく、人や自分と関わる時のあり方にも繋がる、大切な事を学ぶことができました✨
ここ数ヵ月の娘の状態が気がかりだったり、私自身も疲れたりイライラしやすくなっていたりしていたり、、、
色々と気になっていたので、子供達とこのタイミングで参加できて、本当に良かったです。
先ほど、娘の側頭部に触れていたら、ビリビリしびれる感じが(私の手が、ではなく娘の頭が小刻みに震えている様な感じ)がしました。
歯をくいしばって力んでいるのかな?と思い、思わず確認したほど。
この感覚、違和感を感じ受け取りながら、触れまくっていきたいと思います。
息子さんと参加のお母様
食事や宿題をしているたびに毎日毎日、「背中真っ直ぐに!姿勢が悪いよ!意識しなさい!」息子に注意し続けてきました。
それが午前の講座、午後の個人セッション30分ほどで、背筋ピーンになりました✨
原因は、何度か痛めた左足の捻挫からとわかり、しっかり立てていなかったため、内臓の位置が下がりアゴも前に出る、口が開きがち、猫背になるというものでした。
意識して治るものではないこと、極弱い力で手で触れてさわさわして緩めると自然治癒力で、正しい位置に戻って楽になることを学びました✨
「意識しなさい!」ってのは、間違いでした💦ついでに鎖骨に手を当てて触れるセルフケアで、私のガンコな肩凝りも取れました🍀
息子さんと参加のお母様
帰省前に、山田 詩乃 (Shino Yamada)さんプレゼンツ、齋藤 彰裕 (齋藤彰裕)先生の「親子の整復講座」に行きました。
ほんっとよかった。マジですごかった。
山上亮先生の野口整体の講座で、
感覚を開くことで、
「治してやろう」じゃない、
ただこのようであると感じる、交流のような手当てのあり方を教わったんだけど、
それにも通じるところがあるなあと。
おでこに流れがあるなんて。
おでこの流れの滞りを自分の手が感じることができるなんて。
だれでも自分の手の感覚を信じていい、
そして、ただそのようであることを感じて、
そっと、そっと触れることで、
ゴゴゴって内臓が動いて気持ち悪くなるくらい、身体が変わるっていう。
ずっと右肩が上がってると思ってたけど、
左の肩甲骨が内側に狭まってたかもしれない。
右肩を下げよう下げようとしたって、それは根本解決にならないかもしれない。
部分の対処じゃなくて、
違和感を触って、全体を整える。
整復後の体は、
左半身が尾骨を起点にくいっと外側に向いたような、
胸骨から身体が支えられてるような、
上体がくいっと上向きになって、
でも腰から下はどっしりと自然と足全面に体重がかかってるようになって。
わー、さわさわ触れてただけなのに、
なんだこれ?!って衝撃。
人の感覚って、人の自己治癒力って、
すごいんだなあと、感激の域…